00この職業の位置づけ
- 職種のまとまり
- 施工管理・測量
- 現場での役割
- 管理する 現場全体の計画・調整・確認
- 主に関わる部位
- 敷地・土木・測量、基礎・地中
- 資格の位置づけ
- 未整理 法令上の位置づけを当サイトでまだ公式の本文で整理していない(job tag の関連資格のみ表示)
- 入職の入口
- 入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、高校や大学で土木工学などを専攻し、構造力学、土質力学、コンクリート工学、水理学などの知識を身につけてから入職するのが一般的である(job tag)
01どんな仕事か
橋、道路、鉄道、ダム、トンネルなど土木工事を進めるにあたって、調査・計画・設計を行う。
構造物の設計にあたっては、工事現場の予定地へ出向き、測量やボーリング調査などを行い、地形・地質などの状態を調査する。気象条件や周辺の環境などの自然条件、工事による経済効果や関係法令の規制など社会経済的条件に関する情報を収集し、構造物の基本設計を立案、細部の設計を行う。なお、土木工事の設計・計画の業務ではCADの導入が進んでいる。
設計に基づき、設計図面、特記仕様書など、施工のために必要な書類を作成する。材料費・人件費を積算して工事費の見積りを行い、周辺の道路条件や周辺住民への影響などに配慮しながら工期の設定を行う。
用地の確保、周辺住民への説明や説得、官公庁等関係機関への諸手続などの連絡・調整を行うこともある。
土木工事の規模が大きくなり、分業化が進んでいるため、所属先により多少の違いはあるが、土木設計技術者は調査・計画・設計の仕事を行い、現場での監督・指揮の仕事は土木施工管理技術者が行うのが一般的である。
出典: job tag(解説系データ ver.7.01、解説の最終更新年度 2019)
02よく行う作業(実施率の高い順)
- 荷重と勾配の必要条件や諸要素を算定し、設計明細を定める。92%
- 設計に基づき、設計図面、特記仕様書など、施工のために必要な書類を作成する。86%
- 設計ソフトウェアや製図用器具を使用し、建築物、機械設備、輸送設備の計画・設計をする。83%
- 技術提案書を作成する。81%
- 材料費・人件費を積算して工事費の見積りをする。81%
- 土木作業の担当者に対して技術的なアドバイスをする。81%
- 建設予定地の測量やボーリング調査に参加し、地形・地質などの状態を調査する。76%
- 土台の堅固性を判断するために地盤と材料の調査をする。75%
右の%は job tag の調査で『このタスクを行っている』と答えた人の割合(実施率)です。上位8件を表示。職場や担当により異なります。
03建物のどこに関わるか
土木設計技術者が主に関わるのは、敷地・土木・測量、基礎・地中です。
建物の断面詳細図を模した図で、色の付いた層が主な担当部位です。他の職種との境目は工事の種類や会社により異なります。
04必要な資格・法令上の位置づけ
未整理 法令上の位置づけ(業務独占・就業制限・配置要件など)は、当サイトではまだ公式の本文で整理していません。下は job tag が関連資格として挙げているものです。
job tag が挙げる関連資格のうち、当サイトの資格台帳で公式の本文を確認したもの(または要確認として整理したもの):
1級・2級土木施工管理技士(同技士補) 配置要件
- 法令上の位置
- 建設業法 第26条(主任技術者・監理技術者の設置)
- できること・位置づけ
- 土木工事の現場に置く技術者の資格として使われる。土木工事業は指定建設業(施行令 第5条の2)
- 1級 第一次検定
- 19歳以上(受検年度末)
- 1級 第二次検定
- 第一次検定合格後の実務5年以上、特定実務経験1年以上を含む3年以上、監理技術者補佐1年以上など(新受検資格)
- 2級の年数
- 未確認
- 確認の程度
- 公式ページで確認 1級土木 受検の手引(第二次検定・新受検資格) 建設業法 建設業法施行令
job tag が関連資格として挙げているもの(全件): 技術士(建設部門)、1級土木施工管理技士、2級土木施工管理技士、1級土木施工管理技士補、2級土木施工管理技士補
この職業は job tag の解説・数値から組み立てた基本版です。法令上の位置づけ(業務独占・就業制限など)は、上の資格台帳で確認できたもの以外は未整理です。
05働く環境
勤務先は、建設会社、コンサルティング会社、官公庁、各種研究機関の土木部門をはじめ、電力、ガス、鉄道、道路、不動産、商社など幅広い分野に渡っている。働く場所は、主要都市をはじめ全国に広がっている。
就業時間は勤務先の規定によるが、休日は週休二日制が一般的である。
土木工事は公共投資の影響を受けるが、一定の需要は常にある。また、2018年8月に施行された「海外インフラ展開法」など、国内の事業者に対し海外での事業展開が促されており、土木設計技術者の海外での活躍も比重が高まっていくと考えられる。
job tag の調査回答の平均(1〜5。大きいほど頻度・程度が高い)。職業分類単位の値で、個々の職場の条件を示すものではありません。正規の職員・従業員の割合: 71%。
06キャリアの道筋
- 1入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、高校や大学で土木工学などを専攻し、構造力学、土質力学、コンクリート工学、水理学などの知識を身につけてから入職するのが一般的である(job tag)
- 2土木設計技術者として経験を積み、「技術士」(建設部門)や「土木施工管理技士」などの関連資格を取得して、設計コンサルタント業として独立・開業する道もある(job tag)
job tag の記述をもとにした一般的な例です。