00この職業の位置づけ
- 職種のまとまり
- 技能職・機械
- 現場での役割
- つくる 手を動かして施工する
- 主に関わる部位
- 内装・仕上げ
- 資格の位置づけ
- 未整理 法令上の位置づけを当サイトでまだ公式の本文で整理していない(job tag の関連資格のみ表示)
- 入職の入口
- 入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない(job tag)
01どんな仕事か
建物の室内を快適な居住空間とするため、床、天井・壁などの内装の仕上げを行う。
内装仕上げには床仕上げと壁・天井仕上げなどがあり、建物の種別、用途などにより、それぞれ用いられる材料が異なる。建物の用途、種類、面積によっては、建築基準法と消防法や条例などによって材料、施工方法が規制を受ける。
用いられる材料は、寸法、色調、デザインなど材料メーカー独自のものも多く、用途によって非常に多様である。このため、内装仕上げに従事する内装工の仕事は多くの専門領域に分かれ、その主なものは床仕上げ工、鋼製下地組立工、ボード張り工、壁装工であるが、様々な作業をこなせる多能工を目指す人も多い。
床仕上げ工は、左官が仕上げたコンクリート床や大工が仕上げた木造床の床面に基準線を引いて、中心からタイル、フローリング、シート類を張ったり、カーペットやじゅうたんを敷き込む。鋼製下地組立工は、軽量鉄骨や付属金物を使って、各部屋を仕切る壁や二重天井の下地を組み立てる。ボード張り工は、鋼製下地組立工が組み立てた鋼製下地や大工が作った木製下地に、合板、繊維板、石膏ボードなどを張って仕上げる。壁装工は、左官仕上げされた壁、天井、ボード張り面などの下地に、ビニールクロスなどの壁紙類を張る。
カーテンの縫製取付やブラインドの取付、ふすまや障子の紙張りなども内装工の仕事である。
出典: job tag(解説系データ ver.7.01、解説の最終更新年度 2019)
02よく行う作業(実施率の高い順)
- 壁と天井の穴やひびをしっくいで埋めたり、紙やすりを使用して凹凸を滑らかにする。76%
- 電動ドライバーを使い、石膏ボードを留め付ける。76%
- 使用する材料の品番を決定する。74%
- 表面を覆うのに必要な布や壁紙片の数と長さを計算するために、壁と天井を測る。74%
- 水、蒸気機械、化学除去剤、スクレーパーを使用して、古い壁紙を除去する。71%
- 下げ振りと白墨線を使用して、壁に垂直線をつける。71%
- 布や壁紙を揃えて置いて、隣り合った端を合わせる。71%
- しわや泡を取り除き、接合部を滑らかにするために、ブラシやローラーで接合部をなでつける。71%
右の%は job tag の調査で『このタスクを行っている』と答えた人の割合(実施率)です。上位8件を表示。職場や担当により異なります。
03建物のどこに関わるか
内装工が主に関わるのは、内装・仕上げです。
建物の断面詳細図を模した図で、色の付いた層が主な担当部位です。他の職種との境目は工事の種類や会社により異なります。
04必要な資格・法令上の位置づけ
未整理 法令上の位置づけ(業務独占・就業制限・配置要件など)は、当サイトではまだ公式の本文で整理していません。下は job tag が関連資格として挙げているものです。
job tag が挙げる関連資格のうち、当サイトの資格台帳で公式の本文を確認したもの(または要確認として整理したもの):
技能検定(〇〇技能士) 技能検定
- 法令上の位置
- 条文の位置は未取得(当サイトで未確認)
- できること・位置づけ
- 職種ごとの国家検定。合格すると『技能士』を名乗れる。技能の証明で、取らなければ就けない資格ではない
- 実務経験のみの場合
- 2級は2年以上、1級は7年以上(全職種共通の一覧表。学歴・訓練歴で短縮)
- 職種ごとの扱い
- 都道府県の職業能力開発協会で確認
- 確認の程度
- 公式ページで確認 厚労省: 技能検定の受検資格一覧表
job tag が関連資格として挙げているもの(全件): 1級表装技能士、2級表装技能士、1級内装仕上げ施工技能士、2級内装仕上げ施工技能士、3級内装仕上げ施工技能士、1級シャッター施工技能士、2級シャッター施工技能士、3級シャッター施工技能士
この職業は job tag の解説・数値から組み立てた基本版です。法令上の位置づけ(業務独占・就業制限など)は、上の資格台帳で確認できたもの以外は未整理です。
05働く環境
内装工は建設現場をはじめ、建築物のあるところが職場となり、建築物の完成に伴って職場が次々に変わっていく。
就業者は男性がほとんどで、女性比率は約1%と少数である(2016年2月時点*)。
労働条件として、賃金の体系は、日給又は月給制であるが、技能が一定の基準に達してからは、月給制から出来高給に変わるというケースが多い。
労働時間については、午前8時頃始業、午後5時頃終業というケースが一般的であるが、工事現場の作業環境、工期、施工時期などの関係で、一定しない場合もある。内装仕上げは建築工事の最終工程であるため、他の工程の影響を受けやすい。また、改装工事の場合は建物の使用者がいない夜間や休日に工事を行うことから、残業や夜間作業・休日出勤などになることもある。ただ、屋内作業のため、屋外作業の建築系職種のように天候に左右されることはほとんどない。
job tag の調査回答の平均(1〜5。大きいほど頻度・程度が高い)。職業分類単位の値で、個々の職場の条件を示すものではありません。正規の職員・従業員の割合: 47%。
06キャリアの道筋
- 1入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない(job tag)
- 2一般に、内装工事会社に入職し、見習からスタートして徐々に専門的な仕事をマスターしていくというケースが多い(job tag)
- 3また職業訓練校へ入って、各種内装仕上工としての訓練を受けて基礎を固めてから入職することで、その後の技能の習得を効率化させるケースもある(job tag)
- 4厚生労働省の技能検定の「内装仕上げ施工技能士」、「表装技能士」の資格を取得すると、技術の証明となり、仕事の幅が広がる(job tag)
job tag の記述をもとにした一般的な例です。