00この職業の位置づけ
- 職種のまとまり
- 技能職・機械
- 現場での役割
- つくる 手を動かして施工する
- 主に関わる部位
- 内装・仕上げ、躯体
- 資格の位置づけ
- 未整理 法令上の位置づけを当サイトでまだ公式の本文で整理していない(job tag の関連資格のみ表示)
- 入職の入口
- 入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない(job tag)
01どんな仕事か
建築物の開口部に「窓」や「扉」などのサッシを取り付ける作業を専門に行う。
作業に当たっては、開口部の出入り、高さなどを正確に計測し、曲りやゆがみのないように取り付ける。また、開閉装置などの金物類を確実に取付けて、サッシの性能が十分発揮できるようにする。
サッシの大きさや種類は様々で、施工法もそれぞれ異なる。コンクリート手順の場合、あらかじめ取り付ける部分に引かれた「墨」を見て取付位置を確認し、サッシ枠を仮に位置決めし、くさび等を使って取付位置を微調整の上、決定する。そしてコンクリート壁に埋め込まれた鉄筋とサッシ枠に装着の溶接用アンカー(鉄片)を電気溶接して固定した後、サッシ枠とコンクリート面の隙間にセメントと砂を水で練り合わせたモルタルを詰め込んでふさぐ。最後にガラスや金物などを取り付け、動きを調整する。
サッシ施工は、建築物の出来栄えを左右する大きな要素である。仕事の内容も、体力が必要な仕事の他に、それぞれの現場に合わせた工法、全体の建築工程に合わせた施工計画、更には安全対策の検討なども必要となる。
サッシ施工は数人でチームを組んで作業することが多く、規模の大きい現場では数チームが入って作業をすることになり、それを指揮する職長と各チーム長は、管理業務もこなす。管理者になると建設業者やサッシメーカー、関連職種との折衝や連携業務の管理、更に安全管理や原価管理など管理業務も行う。
出典: job tag(解説系データ ver.7.01、解説の最終更新年度 2019)
02よく行う作業(実施率の高い順)
- サッシ枠を仮に位置決めし、取り付け位置を微調整して決定する。96%
- ガラスや金物などを取り付け、動きを調整する。96%
- サッシの欠陥や故障を修理、交換する。96%
- 巻尺、型板、マーカーを使用して、開口部の寸法を測定し、サッシの取り付け位置に印をつける。94%
- 適切なガラスを選択し、仕入れる。81%
- 所定の指示に従って、仕事台の上または組立てジグに資材を並べる。79%
- コンクリート壁に埋め込まれた鉄筋とサッシ枠の溶接用アンカーを電気溶接して固定する。72%
- 家の外壁を手動工具と動力工具を使用して切断し、開口部を作る。(追加的に取付ける場合)62%
右の%は job tag の調査で『このタスクを行っている』と答えた人の割合(実施率)です。上位8件を表示。職場や担当により異なります。
03建物のどこに関わるか
サッシ取付が主に関わるのは、内装・仕上げ、躯体です。
建物の断面詳細図を模した図で、色の付いた層が主な担当部位です。他の職種との境目は工事の種類や会社により異なります。
04必要な資格・法令上の位置づけ
未整理 法令上の位置づけ(業務独占・就業制限・配置要件など)は、当サイトではまだ公式の本文で整理していません。下は job tag が関連資格として挙げているものです。
job tag が挙げる関連資格のうち、当サイトの資格台帳で公式の本文を確認したもの(または要確認として整理したもの):
技能検定(〇〇技能士) 技能検定
- 法令上の位置
- 条文の位置は未取得(当サイトで未確認)
- できること・位置づけ
- 職種ごとの国家検定。合格すると『技能士』を名乗れる。技能の証明で、取らなければ就けない資格ではない
- 実務経験のみの場合
- 2級は2年以上、1級は7年以上(全職種共通の一覧表。学歴・訓練歴で短縮)
- 職種ごとの扱い
- 都道府県の職業能力開発協会で確認
- 確認の程度
- 公式ページで確認 厚労省: 技能検定の受検資格一覧表
job tag が関連資格として挙げているもの(全件): 1級カーテンウォール施工技能士、2級カーテンウォール施工技能士、1級サッシ施工技能士、2級サッシ施工技能士
この職業は job tag の解説・数値から組み立てた基本版です。法令上の位置づけ(業務独占・就業制限など)は、上の資格台帳で確認できたもの以外は未整理です。
05働く環境
給料は日給月給制で支払われるのが一般的であり、技術の熟練度による差がある。
労働時間は一般的に一日8時間、週休二日が原則だが、現場の進行状況により流動的な面がある。サッシ取付の仕事は、建築全体の工程に合わせて施工を進めるという事情から、前工程の進捗状況などによって休業になったり、逆に工程の遅れを取り戻すため、残業や夜間、休日出勤などの時間外労働が生じることもある。
job tag の調査回答の平均(1〜5。大きいほど頻度・程度が高い)。職業分類単位の値で、個々の職場の条件を示すものではありません。正規の職員・従業員の割合: 67%。
06キャリアの道筋
- 1入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない(job tag)
- 2まずサッシ施工会社に入職し、実務を通して業務に必要な技能や知識を習得する(job tag)
- 3補助の仕事をこなした後、2~3年で、通常の取付工事ができるようになる(job tag)
- 410年以上のベテランになると、指名による仕事も増してくるが、サッシは製品も工法も改良が行われているので、それに対応した技能の向上が常に求められている(job tag)
job tag の記述をもとにした一般的な例です。